江戸川左岸を中心に自転車に乗る日々

2017年01月20日

大仕事

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今年度はちょっとした改善を行い、季節もの商品の納期を短縮した。

かつては飲料関係の会社にいたことがあるので、小売店さんで自社商品をどうやって並べてもらうか? ということの重要性は肌身で知っていたりする。
書籍も同じで、書店様の書棚にいかに並べてもらうか? ということが極めて重要である。

飲料と書籍が違うのは、再販制度の有無だ。
飲料は小売店さんの仕入れになるので、小売店さんは並べたものは売り切らなければならない。
しかし、書籍の場合は、書店様は返品可なのである。

書籍は書籍の商社兼問屋である取次さんが書店様に書籍を卸す。
取次さんは売れると思った書籍を仕入れて、各書店様向けに並べてほしいものをセットして送りつけるのである。
書店様は届いたものを書棚に陳列するというわけだ。

しかし、現在、書籍は乱造といわれており、とにかく毎日膨大な書籍がでる。
取次さんから書店様に届く書籍は膨大で、開店前の書店様は箱をあけるだけで大変だ。

しかし、書店様で陳列できる品物の数には限りがある。
スペースを有効に使うためには売れる書籍をたくさん並べ、売れない書籍はスペースの無駄遣いであるので並べたくない。
実際のところ、毎日届く新刊書籍がすべて書店様では陳列ができないのである。

どうなるかというと、再販制度で返品可能であるので、サイアク、書店員さんが「スペースの無駄」と思った書籍は、入荷荷物からそのまま陳列されることなく返品されてしまうということもあるのである。

季節ものは売れる期間が決まっているので、書棚から下ろされてしまうと致命的である。

たとえば季節商品を持ち込んだときに、同業他社の書籍がすでに並んでいたら、割り込ませておいてもらえるかどうか交渉になる。
その同業他社の書籍が売れていれば、今現在どんどん売れている書籍のスペースを削ってまで、あとから入荷した書籍を並べる必要性を感じないだろう。

いい書籍をつくっても、書店様に並べてもらえないのでは、お客様にいい、悪いの評価をしてもらえる機会すらもらえないのだ。

このあたりが、当社らしい鷹揚さがあって、もったいないことになっているような気がする。
改善をしていかないとな。
posted by 大黒屋 at 08:45| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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